ものづくり補助金という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ものづくり補助金とは平成24年度から若干の変更を加えながら継続していて、ものづくり企業の小規模事業者や中小企業が実施する試作品の開発や、生産性向上を目指す設備投資の一部を補助するというものです。

ものづくり補助金:平成28年度 採択率39.6%

補助金の額は要件によって異なり平成28年度では、補助対象経費に対して、3分の2までで500万円から最高3,000万円となっていました。製造業にとっては設備投資に大きな支援が受けられることから毎年この補助金を期待している中小企業は多く、その応募件数が物語っています。平成28年度では全国での応募総数は15,547件もありました。ただし、この応募が全て採択されるわけではありません。採択は6,157件となっており、採択率でいうと39.6%という結果でした。

ものづくり補助金:申請ポイント

このものづくり補助金ですがいくつかの申請ポイントがあります。まずは申請にあたり事業実施計画書を作成する必要があります。これは決まった様式があるのでそちらをダウンロードして使用します。具体的な書き方は、記入例も用意されていますのでそちらを参考にします。この申請書を書く上で一番大切なことが、公募要領に記載されている審査項目を全て網羅することです。また、審査する人は、製造業の専門家では無いため、難しい言葉や理解しにくいことは、注釈や図などをつけて誰が見ても理解できるように仕上げる必要があります。

事業計画は明確に

忘れてはいけないのが計画及び資金の部分です。国の補助金をもらうにあたって行き当たりばったりの計画では確実に不採択になります。決まったスケジュールで事業計画がクローズすることはもちろん、その事業を行うに当たっての資金調達などを明確にする必要もあります。また、購入予定の原材料や機械装置費などの経費明細も必須になってきます。こちらの経費も適当な数字は認められません。
このように採択率を高めるにはちょっとしたコツがあるのは事実です。ものづくり補助金関係のセミナーなども頻繁に開催されているのでそういった情報などを有効的に活用してみると良いですし専門家に依頼をして手続きを行ってもらうのも良いでしょう。