起業の際に資金調達をするには個人投資家から出資してもらう手段も選ぶことができます。個人として持っている資産を運用する方法として、起業しようとしている人に出資して将来的にはその利益を還元してもらおうと考える人も世の中にはいるからです。アメリカなどでは特に活発に行われている投資の一つであり、シリコンバレーの成功はエンジェル投資家と呼ばれるこのような人たちによって支えられていました。

エンジェル投資家から出資してもらうためには

エンジェル投資家から出資してもらうためには自分からコンタクトを取って資金調達をしなければなりません。そのために重要なのが明確で将来性があるビジネスプランを立てることです。短く誰が読んでも理解できる形でビジネスモデルを作成し、それを一目でもわかるようにまとめるのが基本になります。全体を詳しく書いた文書と要約を合わせて作成するのが重要です。具体性が高くて実現可能性が十分に理解できる形に整えられていると投資をしてくれる人が見つかる可能性が高くなります。個人投資家はボランティアで行っているのではなく、あくまで利益が上がると信用できるときに大きな出資をしてくれるという認識を持たなければなりません。資金調達後の事業内容についても交渉のときに使用したビジネスプランに基いているかどうかが大きな問題になるので、本当に行う予定の内容を正しく記載する必要もあります。
この準備をした上で個人投資家を見つけなければ資金調達は行えません。自分からコンタクトを取りに行かなければ始まらないので、著名な起業家や経営者、投資家などにメールを送っていくのが基本です。電話や直接訪問でもコンタクトを取る必要があるでしょう。レスポンスがなかったとしても諦めずに何十人にでも問いかけてみることが必要です。これが大変だという場合にはエンジェル投資家になりたいと考えている個人投資家にマッチングをしてもらう方法もあります。資金調達の仲介を行う業者があるので、そこに資金調達をしたいという旨を伝えて個人投資家からの出資を望んでいると告げると登録されている投資家に情報を提供して紹介してもらえるのです。ビジネスプランの一部や必要としている投資額などに合わせて適切な投資家とのマッチングを行ってくれます。ビジネスプランさえしっかりとしていれば、その業者に成功報酬を提供するだけで資金調達を達成できるので有用な方法です。エンジェル投資家を目指す人が増えてきているので利用価値の高いサービスになっています。